こんにちは。マーン(@Maan10X)です。
今週も ぴょん吉先生 のクセになる和訳で定例ライブの様子をお届けします。
最新のTenX情報を知りたい人は要チェックです!!
※10/30追記 定例ライブテキスト版(フルバージョン)が公開されました。この和訳概要に記載されていないポジティブな内容もありそうですので、是非確認してみてください。(個人的に気になったキーワードは、「3つの異なる管轄区域で銀行ライセンス」「必ずしも0.5%とは」ってところ。詳しくは以下リンク。)
TenX Q&A Livestream and transcript — 24th Oct, 2017
実際の動画はこちら
定例ライブ概要
ユーザー数
ユーザーほぼ10万人達成(登録者数)!!元々年内に2−5万人を目指してたのでこんなに早く達成するとは思ってもいなかった、感謝感激!
欧州のTV出演(収録済)後の来月にはさらに倍増するかもしれないよ。
TV出演で知名度UPを期待!!けどユーザーが増えすぎたら内部システムが耐えれるか。。(次に続く)
スケーリング
コイン追加などいろいろなリリースが遅くなってしまってる原因は、想定以上のユーザー急増で、システムがパンク寸前なんだ・・・
例えば1.5万人の時に5万人用のスケーリングを考えていても、それができる頃にはもう5万人を超えていて、これじゃロールアウトできない!と言った感じになっている。
今も2人が常駐して出入金が正しいか常にチェックしている。もし何か致命的なミスが起きたら会社は1ヶ月と持たない。会社存続のリスクを負ってコインを全員に追加するか、システムの安定を取って大丈夫と確認できたら追加するかなんだ。
取引は集中してる時には若干レートが悪くなることが報告されているけど、これは取引エンジンがピーク時のボリュームにタイムリーに対応できてないためなんだ。参照する取引所をもっと増やすなど、ベストなレートのために努力している。
この部分は日本コミュニティ内でも色々議論されてるよ。詳しく知りたい方はRiotへ!Vol.14(リンク)
新カード発行体
発表はいつかは約束できないけど(もしかしたら今週か来週ぐらいかも)7−10日ほどで欧州外各地域のカード送付タイムラインを発表できる予定。
Kraken(クラーケン)上場
先週話し合って、うまい具合に進んでいる。Krakenは11月の中旬〜下旬からコインの追加を始めるので、うまくいけばその第1弾に入れるかもしれない。年内に上場できる確信を持っているよ。
Krakenは上場費用の支払いを要求するかもしれない。これはぼくらのポリシーに反するけど、ごく少額(数十万円とか)なら良いと思ってる。もちろん1億円とかなら当然拒否するけど。透明性を保ちたいので、追ってみんなに詳細をお知らせするよ。
やっとかぁ。 Vol.4(リンク) でも記事にしたけど、彼らはITSに参加してPAYを保持してるからね!
その他取引所
その他の取引所 GateCoinの上場廃止は多分誤解によるものだと思うけど、取引量が極めて少ない(1日1000ドル以下)ので特に抗議はしなかった。 Bitfinexは香港当局も含め話し合い中。 Binanceは話し合いが立ち消えになってしまったけど再開する意思はあるので、別の担当者からの連絡待つ。
報酬
弁護士などとも話し合って、100%合法でフェアないいストラクチャーが決まってきた。取引所やTenX保有分(半分以上を占める)のトークンは報酬の対象外になるようにする。今年中に配布できると思っている。
これはVol.3(リンク)で検討中と記事にしてた部分。TenX保有分は4年かけてコミュニティ活動に使われ、取引所分はBITTREXだけでも10%~15%あるから報酬額が増える!!(報酬シミュレーションサイトの配布対象ウォレット率の割合を減らせるね)
Mastercard(マスターカード)のブロックチェーン計画
色々な企業がブロックチェーンに参入するのはすごくいいことだし、どんどんやってもらいたいと思うよ。ぼくらのメリットにもなるだろう。
ただよくあるのは、ニュースで大きく報じられても、大して中身がないこともあるので、そのあたりは見極めたい。
銀行ライセンス
銀行ライセンスは早ければ来年4-5月、遅くても年末予定。11月上旬にも欧州に飛んで当局者と会合を持つ予定。
当局者と話し合う中で提案していることの一つに、暗号通貨の使用を非課税にすることができないかということがある。オーストラリアで始めてるみたいだけど。
当局者に暗号通貨への投資と暗号通貨の使用の違いを説明して、使用については非課税にできないかを打診してるんだ。
銀行ライセンス取得の動きはなかなか順調に進んでそう!ライセンス取得できればTenXでカード発行できるし、フィアットトークンの取扱いも視野に入れてるでしょう。
Oracle(オラクル)の利用
オラクルなどのオフチェーン技術を使ってスケーリングなどを向上させることは考えてるか?という質問があったけど、まさにその方向性で考えてるよ。
オラクルとは「現実世界のデータをブロックチェーン等に取り込む為のデータベース」。COMITの変換レートを信頼できる形で取得するために【分散オラクル】になるだろうね。(オラクルは複数企業が開発しています)
BTCハードフォーク
SegWit2xのフォークに関しては、前々からの考えの通り。オリジナルのSegWitチェーンを支援する予定だ。
Litecoin(ライトコイン)の統合
ライトコインのチャーリーと昨日会った。LTC追加はロードマップに乗せてどんどん進めていきたい。
Revolutの動向
Revolutが暗号通貨に参入することの懸念についてだけど、来月ロンドンで彼らと会って話す予定だ。
彼らの考え方はちょっと違うみたいで、独自トークンを作るみたいだけど暗号通貨ではないようだ。暗号通貨を加えるのが技術的に難しいのは、ぼくらも自らの経験でわかってるけどね。ただしこれからも注目していくよ。
Revolutは初耳だけど、これは暗号通貨でもブロックチェーンでもないね。フィアットを電子化して中央サーバーで管理して、電子移転を可能にしただけかな。
その他
Q&Aを隔週にする代わりに、空いた週にスタッフ紹介などをやっていこうと思ってる。あと、四半期ごとにアップデートをまとめて動画にするのもいい方法かもしれないね。
ちなみにぼくは何故かRiotにログインできなくて試行錯誤中。。。そして、ついに引っ越しsoon!次回のQ&Aは新オフィスからになるよ!
まとめ
今週は特段大きなニュースはなかったです。低迷するPAY価格的にとっては、Kraken(クラーケン)上場の目処が立ったのはプラス要因ですね!
戦略的にも未発表である新カード発行体が発表されれば、PAYホルダーとしては一安心できるでしょう。