日本も重要な市場? 今後どんな仮想通貨・トークンが使えるようになる?【TenX定例ライブ 2018/1/23(後編)】 Vol.25

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こんにちは。マーン(@Maan10X)です。

Vol.24の定例ライブ(前編)に続き、後編です。Redditで寄せられた質問にジュリアンが答えていきます。では早速!!

 

実際の動画はこちら

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Q&Aコーナー

1.Wavecrestでのカード発行数は最終的にどこまで行ったの?

詳しくはデータみないとわからないけど、10万枚近くはあると思う。

 

2.カードのキャッシュバック(使用額に対する0.1%PAYの還元)は実際にカードを使った場合だから証券には当たらないと思うんだけれど、これまで通りホワイトペーパー(WP)に乗せたままにするの?それとも記述を変更するの?

特にWPの記述を変えるつもりはないけど、例えば表現を「ステーク」とかに変えて例えば「ウォレット内で100PAYを『ステーク』したら、カード使用時にボーナスを加える」とかはあるかもしれない。まだキャッシュバックを誰も受け取ってないのは、まだ全員のウォレットにERC20トークンが追加されてないからだよ。開発チームは、コインをどんどん追加できるようにスケーリングを頑張ってるよ。

PAYトークンの使い道を色々増やすことでトークン構成を補強し、証券として分類されないよう法的に保護することが目的だね。

 

3.WPバージョン2.0とか作る気はある?

バージョン2.0ではなくて、今のバージョンに追補することは考えてる。今後定期的にアップデートしていくことになるだろうね。

 

4.VISA CEOの「暗号通貨を支払通貨とみなさず、VISAでは取り扱わない」との発言についてどう思う?

あれはVISAが、"直接"暗号通貨を取り扱うことはない、ということを言っているんだ。だから僕らのように技術を使って暗号通貨をフィアットに替えてから、VISAのネットワークに乗っけることについては問題ない。

正直、VISAが直接暗号通貨を取り扱うつもりがないのは、我々にとっては良いことだと思う。VISAとも話してるけど、全てポジティブで問題ないよ。

元ネタはこの記事
TenXはウォレット内の暗号通貨を、フィアット転換してカードネットワークに乗せるので問題ないということですね。

 

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5.MasterCard(マスターカード)と提携する可能性ある?

新発行体がVISAかMasterCardかは言えない。多分今までも言ってないとは思うけど、でもその1年やってる第一候補と短期予定の第二候補は同じカードネットワークを使用しているよ。まあ、もう一方のネットワークを使っている会社は知らないけどね。

なんどもVISAだと言っちゃってるよww(隠しきれてない)
マスターカードを取り扱ってるカード発行会社ってないんだ。。

 

6.カードとCOMITがQ2に始まるとして、今後のマーケティングの予定は?

今はカード発送がまだなので、カードに関するマーケティングは抑えてる。今力を入れてるのは、暗号通貨を世の中に認識させるための活動だ。ぼくの書いた本は世界中で何万人もの人たちに読まれてる。読者は、誰がこの本を書いたのだろう?と思ってTenXのことを知り、ぼくらの会社を信頼し、そのパワーについて理解することになる。本以外にも動画やイベントでも同じように啓蒙している。

既存の金融業界と仲良くするための提携も進めてる。「えっ、TenXは既存の金融業界の味方なの?」そうじゃないんだ。彼らの中には、暗号通貨に興味を持った人たちがいっぱいいる。そうした新しいユーザーを暗号通貨に取り込むための糸口になろうとしてるんだ。

これまで新規ユーザーの獲得に一番貢献してきたのがコインベースだ。もしぼくらがコインベースよりもうまくやって、様々な糸口を活用して、一番先にカードを再発行できて、マーケティングも周到に準備して実行したら、100万枚目標は控えめすぎるかもね。200~300万枚も夢じゃないかもしれないよ!

こうした時間がかかる基礎固めはとても重要だ。当局との関係もそう。欧州議会、米国、MAS(シンガポール金融管理当局)との関係構築や啓蒙活動が本当に大事なんだ。

金融系とは外堀を埋めながらきっちり進めてるね。暗号通貨界とフィアット界の接点で、TenXは最も重要な動きをしている。この成果は、かなり大きな実りとなって手に入るはずだ!!
MASとの関係性で面白い話があったので、これはまた次回以降で。

 

銀行はなぜ暗号通貨に敵対的かわかるかい?彼らは馬に乗ったまま高い位置から世界を見下ろしてるんだ。彼らは世の中のことを全部知ってると思ってる。だから、「暗号通貨のこと分からないから教えて?」とは言わない。よく分からないなら参入しない。でも彼らと関係を築いて、それとなく啓蒙すれば、彼らはちゃんと学んで、これは実はいいアイデアかもしれないと心を開くんだ。これまでそういう例をいっぱい見てきた。

よく大手取引所や大手企業から、「TenXはあの銀行と取引があるんだって?」「口座開設するのを手伝って?」と言われる。もちろん紹介するのは構わないけれど、これは何ヶ月もの、時には何年もの関係構築の賜物なんだ。彼らは全てを知っていて非常に緊密な関係になってるんだ。こうした作業は短期間には元を取れないかもしれないけど、長期的にはすごい効果を生むことになるんだ。

少しずつ、着実に信頼関係を築き、暗号通貨全体の啓蒙活動に取り組んでいるね。
この2週間だけでもジュリアンはどれだけの人に会い、どれほどの講演をしてるのだろうか。

 

7.キーとなる市場は?

欧州、アメリカ、アジア。ぼくらはアジアの会社だからまずアジアに力を入れようと思ってる。アジアの中でもシンガポール、特にトラベラーはキーとなるだろうね。欧州は支持者が多いし、アメリカと日本も重要だ。韓国にも興味があるね。中国とは特別な提携を考えている。

個人的に気になるのは中国。中国はいまや電子決済大国です。国内で主流であるWeChatPayとTenXカードを紐付できれば、需要あると思うんだよね。

 

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8.Litecoin(ライトコイン)はウォレットに追加されるの?

もちろん、それからERC20トークン。だから次に追加されるコインは例えば、ERC20、ライトコインとかかな。

今後統合される通貨は、TenXによる総合的な判断で追加されていくでしょう。日本コミュニティでは、MONACOIN(モナコイン)の統合を要望していきます!
LitePayが今話題話になってるけど、TenXでライトコインが統合されたらどうなるんだろうね。

 

9.Zcash(ジーキャッシュ)は追加されるの?

DASHと同じ難関がある。カード発行体やネットワークからまずくる質問に資金の出所があるんだ。KYC(顧客は誰か)、AML(どこに資金を送るのか)に続いて3番目に「どこから資産が来たのか」が問われる。

ZEC、DASH、Moneroなどはこの出所がわかりにくいので問題になる。DASHをマスターノードユーザーにしか追加できてないのもこれが原因なんだ。技術的な問題ではなくてね。規制を睨みながら、全ユーザーの中でDASH利用者の割合をモニターしながら追加していることになる。

ぼくは匿名通貨の信者で個人的にいっぱい保有してる。でもだからと言ってTenXでそれらを簡単に提供できるわけではないんだ。

そういえば以前も匿名通貨の統合に興味を示してたなぁ。ジュリアンが匿名通貨の信者だったとはw

 

10.Revolutについてどう思う?

Revolutは暗号通貨にペッグしたアプリを持ってるだけで、実際にウォレットに暗号通貨の現物を入れれるわけじゃない。チームはとても素晴らしいけど、暗号通貨に関してはぼくらの方がずっと強いと思ってる。

 

11.ライトニングネットワークはTenXにとって脅威になる?

ならないよ。実はTenXでもLNを提供しようと考えてる。COMITはLNの代替じゃなくて、互いに協力し合う関係のものなんだ。

Raidenだってそう。これらのオフチェーン・スケーリングソリューションは、COMITの根幹技術として取り入れられます。
ビットコインのLN(ライトニングネットワーク)とイーサリアムのRaiden(ライデン)。2つのプロジェクトの動向にも注目だね。

 

12.TenXの年次会計報告書は開示できる?

検討してみよう。会計年度は5月か6月末だからまだ数ヶ月あるけど、シンガポールではわずかな手数料を払えば誰でも見れるので、開示しても問題ないはず。透明性のためにいいしね。

 

 

最後に、カスタマーサポートも開発もみんな一生懸命働いてることを声を大にして言いたい。みんなはいつも僕しかみないから僕がすべてやってるように思うかもしれないけど、僕はパズルの小さなピースの一つなんだよ。裏には50人の優秀なスタッフがいるんだ。大きな会社、素晴らしい企業で一日で出来たものはない。

暗号通貨業界で大切なのは、このクレージーな世界に飲まれることなく、地に足つけて、焦らず、バカなことに大金を使わずに、スタッフを大切にして、いつもスマートでいることだ。TenXはその点でうまくやれてると思うよ。

 

声がどんどんかすれていく、かわいそうなジュリアンさんでした。。。
もともとヨーロッパ生まれでヨーロッパ育ちなのに、常夏のシンガポールの気温に完全に馴染んんでしまったためか、ジムでのトレーニングしすぎで体脂肪率が異常に低いからか、ヨーロッパに行くとすぐ風邪を引いてしまうようです。でもこの数日後のシンガポールのミートアップでは元気そうでしたので一安心。
ジュリアン天気:雨

 

総括

前回の定例ライブとあわせても、表面上の大きな進捗はなさそうです。カード発行やトークン構造等の外部要因の問題で揺れる昨今ですが、今はプラットフォームの確立を重視していくべき時期なのかもしれません。

そしてそのTenXにとっての本当の武器「COMIT」が着実に構築されつつあります。暗号通貨直結式でブロックチェーンと対話(コントロール)できるウォレットを実装してカードを動かす仕組みをもっているのはTenXだけ。今後これが稼働すれば、他社を抑えて圧倒的に先行できることは間違いないでしょう。
そしてTenXウォレットは一般的な仮想通貨ウォレットとしても、優秀なものになっていくはず。ワンタッチで他の通貨への両替やデジタル通貨の統合も視野に入れ、COMITの可用性を最大限に活かすインターフェースとなるでしょう。

 

尚、いつも通りなら次回は2/6にライブがあるけど、ジュリアンはハワイに出張中。イベント終わって、ベティナさんとこれからサプライズ旅行のようです。これまでずっと忙しかったし、新婚旅行代わりなのかな?

次回定例ライブは、2/13の予定だよ

 

マーンって一体何者・・?

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