【計算機付き】イーサリアム送金手数料の考え方はこれでOK! ビザンチウムのHF後はどうなる・・?【番外編】

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イーサリアンになりかけ?マーンです。

 普段はTenX特化型ブログとして記事を書いていますが、今回は【番外編】として小ネタを挟みたいと思います。

 イーサリアム(Ethereum)を送金するときにガスリミット(Gas Limit)ガス価格(Gas Price)を設定しますよね。この設定がどのような考え方で手数料に反映・計算されているか知ってますか?

送金手数料の算出式

 まずは結論!イーサリアムの送金手数料(Tx fee)は、以下の式にて算出されます。

手数料(Ether)=ガス量(Gas) × ガス価格(Gwei) × 0.000 000 001

 

上記の計算式を元に、手数料を試算可能としました。ガス量とガス価格は編集可能です。

ETH/JPY  
ETH/USD  
情報: coinmarketcap

 

ガス量(GasLimit) Gas
ガス価格(GasPrice) Gwei
送金手数料(TXfee)



 

イーサリアムの通貨単位

イーサリアムの通貨単位は一般的に「Ether(イーサ)」で表現され、ティッカーは「ETH」です。普段あまり使用されませんが、イーサリアムは小数点以下18桁まで表すことが可能です。最小単位は「wei」で、

1 wei = 0.000 000 000 000 000 001 Ether ※以下18桁

1 Kwei = 0.000 000 000 000 001 Ether ※以下15桁

1 Mwei = 0.000 000 000 001 Ether ※以下12桁

1 Gwei = 0.000 000 001 Ether ※以下9桁 (Gwei = Shannon)

となります。 間の半角スペースは単に見やすくしているだけです。ちなみにビットコイン(Bitcoin)の最小単位が「satoshi」で、小数点以下8桁まで表現されるのと同じですね。※1satoshi = 0.00000001 BTC

 

イーサリアムの稼働には燃料が必要

 イーサリアムは、スマートコントラクト・分散型アプリケーション(DApps)の構築プラットフォームです。EVM(イーサリアム仮想マシン)上でプログラムを実行する際に、燃料であるEtherが必要となります。2017年10月現在、イーサリアムはPoW(Proof of Work)であり、この燃料が手数料としてマイナーに支払われます。

 ちなみに、セレニティというアップデートにより、PoWからキャスパー(Casper)というPoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムへ移行予定です。

 

ガスリミットとガス価格

 MyEtherWallet(MEW:マイイーサウォレット)で送金する場合、ユーザーは宛先アドレス・送出数量以外に「ガスリミット」「ガス価格」を設定します。

 

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ガスリミットはタンク容量

 ガスリミットとは、ユーザが送金を行う際に使用するガス量の最大値として指定します。万が一、送金プログラム等にバグがあった場合に、プログラムが実行され続けてあなたの資産がなくならないように制限をかけています。

 ETHを送信する場合、ガス量は21,000gasとなります。ERC20トークンはコントラクトにもよりますが、50,000~200,000gasくらいのガス量が必要です。ICO時は複雑な契約(コントラクト)処理が実施されるので、300,000~500,000gasとか多目に必要です。ICO時は設定すべきガスリミットが提示されることが多いので、その値を設定すれば良いです。

 

 例えると、送金に必要なガス量は、それぞれの車に入るガソリンのタンク容量(最大)です。ETHであれば軽自動車のガソリン満タンで届きますし、ECR20トークンは普通車、ICO時は大型SUV車のガソリン満タンで届くイメージです。

 それぞれのトークンのタンク容量は決まっており、足りなければ「ガス欠」で届きません。逆に多すぎても、タンクから溢れるだけで意味がありません。溢れたガソリンは使用されず戻ってきます。

 よって、この数字を増やしても、自分の処理が早くなることはありません。MEWで送信するトークンを選択することでガスリミット値も自動設定されるので、基本的に変更する必要はないと言うことですね。(詳しくわかりませんが、ガス欠気にしすぎて入れすぎると処理が後回しになることがあるようです・・・)

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ガス価格はガソリンの種類

 ガス価格(ガスプライス)は1gasあたりの料金のことで、単位は「Gwei」です。それぞれのガソリン価格(リッター◯◯円)の様なもので、4Gweiなら軽油、20Gweiならレギュラー、60Gweiならハイオクみたいなものです。マイナーは質の良いガソリンを優先的に処理します。

 ICO時は早いもの勝ちなので、ガス価格が高い方が基本的には優先されます。最近の通常時は1Gwei~4Gweiあれば届くので、「軽油」で十分でしょう。ちなみにETH価格を本日(2017/10/17)のレート36,000円で考えて、

 ETH(21000gas)× 1Gwei = 0.000021ETH(約0.8円)

 標準的なトークン(55000gas)× 1Gwei = 0.000055ETH(約2円)

程度です。ちなみに、以下サイトで推奨のガス価格を参照可能です。今見ると20分以内で処理したい場合の推奨値が0.6Gweiとなっていますね。激安です!

ETH Gas Station | Consumer oriented metrics for the Ethereum gas market

 

 どの種類のガソリンであっても燃費は同じです。ハイオクだから少ないガス量で届くということもありません。必要となる燃料は、どの車にどのガソリンを満タン入れるかでコストが計算されます。よって、1Gwei = 0.000 000 001 Ether なので、送金手数料は冒頭で説明したように、

 手数料(Ether)=ガス量(Gas) × ガス価格(Gwei) × 0.000 000 001

で算出可能なんですね。

 

 MEWの使用方法は、DEGさんがきれいに纏めてくださっているので、参考にリンクしておきます。

www.bitcoin-trade.info

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イーサリアムの4段階アップデート

 イーサリアムはVitalik Buterin(ビタリック・ブリテン)により、以下のメジャーアップデートが発表されています。現在はホームステッドまで完了しています。

フロンティア:Frontier(2015/7/30済)

ホームステッド:Homestead(2016/3/15済)

メトロポリス:Metropolis

セレニティ:Serenity

 

メトロポリス(Metropolis)では、

  • ビザンチウム(Byzantium)
  • コンスタンティノープル(Constantinople)

という、2回のハードフォークが予定されています。そしてまさに昨日(2017/10/16)ビザンチウムのハードフォークが実施されました。

 

ハードフォークで何が変わったのか

 ビザンチウムのハードフォークで、ブロックタイムは約12秒(処理能力は約2.5倍)となりました。1ブロックに入るTXの量 ≒ ブロックサイズのガスリミットとも言われ、今は約670万gasです。つまり通常送金のトランザクションだけなら670万 ÷ 21000 = 1ブロック320件の処理が可能ということです。1日だと約230万件ですね。

 ちなみに今回、マイナーのブロック報酬も5ETHから3ETHへと変更になりました。また、これまではガス欠を起こした場合に燃料代は返ってきませんでしたが、これもビザンチウムのハードフォークでガス欠による失敗も返金されるようになりました。

Ethereum Network Status

 

さいごに

 Twitterでもアップ次第通知するので、宜しければフォローをお願いします。

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 今回はTenX以外の話題についても記事にしてみました。今後もたまにこういう記事を書いてみようと思います。普段はTenXに関することが記事の中心なので、引き続き本ブログをよろしくお願いします。「TenXって何?」って方は、Vol.2・Vol.3で基本的なことを解説しています。

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